「トイレと洗面所の流れが悪いので見てもらいたい」というご依頼でした。
最初は合流後の排水管内のつまりを疑いましたが、点検の結果それぞれ別々の原因による単独のつまりであることが判明しました。
１.洗面つまり修理
洗面所のほうはローポンプ作業にてすぐに改善しました。
原因はキャップがトラップ内に落下してしまったことによるものでした。
つまりで水が流れない洗面
ローポンプ作業にて取り出した白いキャップ
つまり解消後
2.トイレつまり修理
トイレのほうもまずはローポンプ作業を行いました。
作業後に流れは改善するものの、確認のためにペーパーを流してみるとすぐに再発する状態でした。
この症状は典型的な異物によるつまりの症状です。
何かが排水経路状（主に便器内）に留まっていて、そこにペーパーなどが引っかかってつまりが発生します。
お客様は心当たりがないということでしたが、状況をご説明して原因物を取り除くためにトイレ（便器）を脱着することになりました。
綺麗なものではないので画像は掲載しませんが、便器の出口（排水管との接合部）から貼るホッカイロが顔を出していました。
異物によるつまりの中でも、特に冬場はこの貼るカイロが気づかないうちに剥がれて落下し、それに気づかずに流してしまうケースが意外と多いです。
思わぬ出費につながりますので、トイレに入る前に貼るカイロは剥がしておくか、落下しないように注意してください。
便器を元に戻して数回排水テストを行ない、問題がないことを確認して無事に完了です。
当店ではつまりの修理、高圧洗浄、排水管内のカメラ調査など承っております。
※詳しくは水まわりのつまり修理についてをご覧ください
水道トラブルでお困りの方はお気軽にご相談ください。
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