さいたま市緑区のお客様より「ここ数日、トイレが繰り返し詰まります。ラバーカップで一時的に解消できていましたが、今回は解消することが出来ないので見てもらいたいです」というご依頼でした。
さいたま市緑区のお客様よりご相談をいただき、トイレ詰まり修理を行いました。
トイレ詰まり修理
症状確認、排水マスの点検、ローポンプ作業、高圧洗浄作業、排水管内カメラ調査




【黒いスライム状の詰まり、その正体は?】
今回取り除いたのは、ゴムのような弾力を持つ真っ黒な塊でした。
当店では、こうした黒いスライム状のものや、白いメレンゲのような堆積物によるトイレ詰まりを、これまでにも複数経験しています。
共通しているのは、便器内部や排水管の入口付近に発生しやすいこと。そして、お客様が日常的にお薬を服用されているケースが多いことです。
では、お薬が原因なのでしょうか?
実は、服用する薬の中には、便の性状に影響するものや、水分を吸収してゲル状になるものがあります。
また、下水道に関する研究では、一部の医薬品成分(抗生物質)が微生物の働きや「バイオフィルム」と呼ばれる粘着性の物質の形成に影響することが報告されているようです。
こうしたことから、服用薬や排泄物の性状、微生物の働きなどが、特殊な堆積物の形成に関係している可能性も考えられます。
もちろん今回の塊の成分を分析したわけではないため、はっきりとした原因は分かっていません。
当店では、こうした特殊な詰まりについても、これまでの施工経験と専門的な知見を踏まえ、排水設備の状態や堆積物の性状を確認しながら対応しています。
【参考資料】
・下水管内の微生物と医薬品成分に関する研究(Journal of Hazardous Materials, 2022)
https://doi.org/10.1016/j.jhazmat.2022.128634
・下水管内の抗生物質と微生物の研究(Water Environment Research, 2026)
https://doi.org/10.1002/wer.70604

