千葉県浦安市に「屋外蛇口(ガーデンパン)の排水が流れない」というご依頼で修理に行ってきました。
ガーデンパンの排水は簡易的に接続されている場合がほとんどで、排水口が屋外に露出されているため「砂や土、枯葉、虫の流入」などの原因でとてもつまりやすいです。
当店にご依頼いただく前にご自身で市販の高圧洗浄機(ケルヒャー)で修理を試みたそうですが、途中でホースが止まってしまって断念されたとのことでした。
家庭用の電気式高圧洗浄機はエンジン式と比べるとどうしてもパワーが劣るので、頑固なつまりの修理には適していません。
今回は排水口から覗くと排水管内に土砂が溜まっていましたので、特にパワーが必要になる状況でした!
高圧洗浄の実施
さっと排水管経路を確認した後、高圧洗浄機を使ってつまりの除去作業を開始!
洗管ホースを挿入していくと途中で空洞があることが分かりました。
これはよくあるのですが、空洞と言っても排水管が破損しているということではなく、【排水マス】が埋まって隠れてしまっている場合がほとんどです。
排水マスの捜索
洗管ホースの挿入距離から大体の位置を割り出して捜索します。
上の写真の草の中が怪しいので掘ってみたところ、ありました!
やはり排水マスが埋まってしまっていました。
この後もう一つ埋まった排水マスを発見しました。
高圧洗浄の再実施
全てのマスが見つかったので再び高圧洗浄を実施しました。
マスが見つかればもう簡単です。
あっという間につまりを除去できました!
ガーデンパンを元通り設置して流れを確認。
すっきり流れています。
無事に解決です!
排水マスの埋没に注意
排水マスの埋没は前述のとおりよくあるパターンです。
今回のように比較的簡単に見つかればよいのですが、時間がかかる、あるいは大規模な掘削が必要になると、つまりの修理に加えて調査費用が発生する場合もあります。
そもそも排水マスは厳密に言えば定期的なメンテナンスが必要なものですので、必要な時にすぐに対処できるように管理することをお勧めします!