さいたま市南区に「1階納戸の床が濡れていて、上からポタポタ水が垂れてくる」というご依頼で調査および修理に伺いました。
前日には異常が無かったとのことでしたが、当日は朝から常時ポタポタと漏れているとのことでした。
階下漏水調査
到着後に確認させていただくと、何ヵ所かポタポタと水が垂れきていましたが、1番酷い所は配管の立ち上がり部分でしたのですぐに絞り込む事ができました。
この壁の裏は2階に上がる階段になっていて、その途中に点検口が設けられていました。
中を覗くとパイプスペースになっているようで各種配管が確認できましたが、間口が狭く床暖房の配管などが所狭しと通っていたので漏水点検や作業は困難な状態でした。
ここまでの調査でほぼ給湯管が原因であることは推測できていたのですが、漏水箇所特定のために必要な給湯管の保温や被覆を剥くこともできなかったので、お客様にご説明して既存点検口の隣の壁を開口させていただくことになりました。
作業スペースが確保できたので早速給湯管の被覆を剥いてみたところ、ピンホールの漏水がすぐに見つかりました。
今回の漏水は直管部で亀裂や変形も伴っていませんでしたので、作業のやりにくさもあって【圧着ソケット】などでの簡易的な補修も考えました。
ただ、漏水部前後には漏水しやすい分岐の継手(ロウ付け部)が多く、今後のリスクも考慮して前後の継手も含めて一部を更新させていただくことになりました。
給湯管一部更新
更新範囲は開口部から作業可能な範囲の痛みのない直管部(2階へ立ち上がっている管)から、1階天井デッキ下の配管露出部途中までです。
新設は架橋ポリエチレン管を使用しますので、既設管を撤去して銅管→架橋ポリエチレン管の異種変換継手を取付けました。
あとはこれに架橋ポリエチレン管を接続していくだけですが、何しろスペースが狭いのでとてもやりにくかったです。
露出する部分にはキャンバステープを巻いて仕上げました。
通水して他に漏水が無い事を確認して配管工事は完了です。
漏水とは無関係ですが、この後、お客様のご希望で蛇口を何箇所か交換させていただきました。
点検口取付け
当日は在庫が無かったため、翌日に出直して開口部に点検口を取付けました。
下地のピッチにぴったりの点検口を用意したので、それに合わせて開口を少し拡げました。
開口を拡げると元のボードは蓋として使用できなくなってしまうので、蓋用にボードと同色(柄違いですが)のクロスも準備しておきました。
これで全ての作業が完了です。
「早く綺麗にやっていただいて本当に助かりました」とお客様に言っていただけたので良かったです。
当店では各種漏水調査から修繕、配管更新、各器具の交換、詰まりの修理など水まわり全般の工事を承っております。
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