さいたま市南区に「洗面台の下から水が漏れてくる」というご依頼で修理に行ってきました。
到着した時にはお客様がご自身で漏水箇所を特定されていました。
原因は洗面台下に収納されている蛇口のシャワーホース部分です。
この水漏れは洗髪シャワー水栓（シャワーホースを引き出せるタイプ）では付き物です。
レバー式蛇口は耐用年数が１０年程度とされていて、洗髪シャワー水栓のシャワーホースの水漏れも１０年前後で発生することが多いです。
今回もご使用年数は１０年程とのことでした。
改善方法としては
- 補修部品をメーカーから取り寄せて部分交換（修理）
- 蛇口交換
- 洗面台まるごと交換
のいずれかになります。
部分交換（修理）の場合、部品の互換性が明確でないために基本的には既設蛇口のメーカーに問い合わせて適合部品をお取り寄せする形になります。
そのためメーカーの在庫状況によってはお時間がかかってしまいます。
また、メーカーや機種により異なるので一概には言えませんが、補修部品の金額もそこそこしますので工賃も含めて考えると蛇口交換との費用が大して変わらなくなる可能性があります。
蛇口交換の場合はシャワーホースを含めそっくり違うものに交換してしまうので、同タイプの在庫が有ればその場ですぐに解決することができます。
修理の場合は近い将来に違う部分が故障してしまうリスクがありますが、交換の場合はその心配もいりません！
洗面台まるごと交換はご使用年数、洗面台の痛み具合などによっては考えてもいいかもしれません。
お客様のご希望にもよります。
各々のメリット、デメリットをご説明した上でご検討いただき、今回は蛇口を交換させていただくことになりました！
洗髪シャワー水栓の交換
洗髪シャワー水栓に限らず蛇口交換で大変なのは古い蛇口の取り外しです。
固定ナットなどが固着し取り外しに苦労することが結構あります↓
幸い今回はすんなりと外す事ができました！
蛇口を取り外したついでに取り付け部周囲にこびりついた水垢等の汚れも綺麗にしておきました！
Before
After
洗面収納底板の補強
洗髪シャワー水栓のシャワーホースの水漏れの場合、洗面の収納内がびしょ濡れになってしまうことが多いです。
収納部の素材は水濡れに弱く？水漏れの期間、度合いによってはブヨブヨフニャフニャになってしまっています。
ですから状態によっては収納物の重さで底板が抜けてしまわないように補強してあげる必要があります。
フニャフニャになった洗面台収納内
化粧板で補強しました
あまりにも酷い場合はそれこそ洗面台まるごと交換を検討しても良いかもしれません！
今回はSANEI の洗髪シャワー水栓を取り付けさせていただきました。
商品定価48,400円のところ商品代、工賃、出張費、消費税込33,000円です！
これでまた当面は不便なく安心してお使いいただけると思います。
お客様にも喜んでいただけたので良かったです！
