埼玉県さいたま市南区に「浴室の排水が外に漏れてくる」というご依頼で修理に行ってきました。
現場はユニットではなく在来の浴室で、浴槽と洗い場にある排水口から繋がる排水管は別々のようでした。
漏れてくるのは洗い場のほうです。
色々と調査した結果、洗い場側の排水管が破損していることが判明しました。
別の業者さんには、「ユニットバスに入れ替えで100万円くらいかかる」と言われたそうです。
確かに後々の事を考えれば一番良い方法だとは思うのですが、今回のお客様は何よりもご予算が優先ということでしたので、一部を壊して経路を変えて新しくつなぎ直す工事を行うことになりました。
タイル床一部解体
最小限の範囲で壊すので目地にカッターを入れてハツリます。
お客様とは予算削減のためタイル無しの仕上げでお話ししていましたが、再利用できそうならということで極力割らないように気をつけて壊しました。
排水配管工事
屋外側の既設(浴室洗い場)の排水管につなぐので、壁を開口して新設の排水管を外に出して露出で配管しました。
タイル床補修
最後に埋め戻しとセメント、タイル目地を補修しました。
排水確認、完了
セメント、タイル目地が固まらないと排水確認が行えないので、翌日改めてお邪魔して確認させていただきました。
水漏れも無く、排水も問題ありませんでした。
無事に完了です。
排水口周辺は上手くタイルの再利用が出来なかったのですが、お客様にはとても喜んでいただけたので良かったです。
お客様が何を重視するのかによって柔軟に対応できる業者になれるよう精進していますが、個人的にはこういう少々無理矢理直すほうが好きかもしれません。
もちろん最低限の「漏れない」「ちゃんと流れる」はクリアします。
逆にどんなに立派にリフォームしても水まわりで言えば「漏れる」「ちゃんと流れない」では話しになりませんし、そういうお話しもよく聞きます。
ですから、最低限は当然の事として優先される事に対して柔軟に対応できる業者を目指しています。
水漏れ、つまりでお困りの方はお気軽にご相談ください。