本日は同業の先輩のお誘いで、特殊漏水調査の見学兼少しだけお手伝いに行ってきました。
一般的な漏水調査法としては目視と音聴が基本となりますが、ごく少量の漏水や広大な敷地内での漏水の場合では発見が困難な事が多くあります。
このトレーサーガス式の漏水調査は水素と窒素の混合ガスを配管内に送り込んで、漏水箇所から漏れ出てくる水素を専用のリーク(漏れ)テスターで感知することで漏水箇所を特定する調査法です。
漏水調査実施
混合ガスが充填されたガスボンベをセッティング。
「ガス」と聞くと少し不安になるかもしれませんが、このガスは不燃性で安全性の高いものになります。
今回は水道メーターの取付部から2次側にガスを送り込みました。
下の画像のような専用のリークテスターを用いて探っていきます。
今回の漏水箇所はあっという間に特定されました👏
その後、漏水箇所を修繕して通水、問題が無いことを確認して完了となりました!
こういった特殊な調査法を学び、取り入れる事で、お客様にご提案出来る選択肢が増えることになるので、とてもためになるありがたい半日でした。